出張者や常連客が訪れる
ファミリーマートの店内にバー「お酒の美術館」を併設したのは、酒類買い取りの「NBG」(本社・京都)。2022年1月、「お酒の美術館 鹿児島中央郵便局前店」の営業を開始した。バーへのコンビニ商品の持ち込みを可としたことで、コンビニ側にはおつまみの売り上げがアップするなどの効果が生まれているようだ。
バー部分では常時200種類400本以上のウイスキー・ブランデーが並ぶ。ファミリーマートの人気食品に合わせた「ファミチキ専用ハイボール」も用意した。
開店してから2年ほどたつ、「お酒の美術館 鹿児島中央郵便局前店」の状況を関係者に取材すると、「出張で来られた方や常連さんなどリピーターの方も多く、評判は上々です。利用する場面としては、二次会、三次会が終わったあとのお客さんが多く、22時くらいが来客のピークです」と答えてくれた。
なお、NBG本部によれば2024年度はコンビニ各社と共同して、新規店舗110店が目標だ。