中田翔加入で「中日が急浮上」 デーブ大久保氏が指摘する「ビシエドと併用」のプラス効果

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   プロ野球巨人の元コーチで野球解説者のデーブ大久保氏(56)が2023年12月3日にユーチューブチャンネルを更新し、巨人を退団して中日入りが報じられた中田翔内野手(34)は「中日にとって大きな戦力」との見解を示した。

   大久保氏は昨オフに巨人の1軍打撃チーフコーチに就任。1年間、中田ら打撃陣を指導した。チーム成績低迷の責任を取って原辰徳監督(65)が退任すると、大久保氏も退任しわずか1年でチームを去った。

  • 中田選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    中田選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 中田選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

「立浪監督は2年間我慢して選手を起用してきた」

   中田は今季足の故障などで先発の機会が減り、92試合出場、打率.255、15本塁打、37打点。スポーツ紙の報道によると、巨人との契約を2年残していたがスタメン出場にこだわり移籍を決意。移籍先には中日、ロッテ、楽天などが挙がっていた。

   大久保氏は巨人ベンチから見た今季の立浪和義監督(54)の起用法に言及した。

   「立浪監督は、まずは若手の育成というところから2年間我慢して選手を起用してきた」とし、「若手を育てて強い中日を作るんだという意気込みが見えた。2年間やってみてなかなか育たないのが分かってきたでしょう。その中において補強するものは補強する。そして上位を、優勝を狙うんだというところで補強を始めた」と分析した。

   ファーストの守備は、来季から日本人扱いとなるダヤン・ビシエド内野手(34)との併用が見込まれる。大久保氏は「ビシエドが日本人枠になったことが大きい。中田は最近ケガもあって1年間出場できていない。ビシエドと交互に出ることは中日にとってはプラスになる」との見解を示した。

   さらに「中日が今のままだったならば、育てることが前提だったならばAクラスも無理だなと思っていたのが急浮上してきた。ピッチャーがいいですから。(打撃と)かみ合うようになる。未知との遭遇という若い子たちとプレーするのではなく、計算ができてある程度結果を残してくれる選手がいる。中田翔にとっても良かったし中日にとっても良かった」と持論を展開した。

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