雪印メグミルク(東京都新宿区)の「さけるチーズ」のパッケージの商品写真が通常と違って「爆割け」している画像が、X(旧ツイッター)に投稿され、話題となった。このパッケージはいつから、なぜ導入されたのか。
「売場やご家庭でレアパッケージを発見する楽しみを感じて頂きたく」
さけるチーズのパッケージは通常、商品の上部を2つに割いた画像が採用されているが、話題となったパッケージでは数え切れないほどたくさん割かれたインパクトのある写真が使われている。
J-CASTニュースの取材に応じた雪印メグミルクの担当者によると、レアパッケージは1本入りに約3%、2本入りに約6%の割合で入っている。さけるチーズは「美味しいだけでなく楽しさも持ち合わせているチーズ」で、
「売場やご家庭でレアパッケージを発見する楽しみを感じて頂きたくレアパッケージ化を開始しました」
と説明している。レアパッケージは「SNSでも非常に多くの好意的な反応が確認できた」ため、23年下期には全種類でレアパッケージがお目見えした。
2種類でお目見え、23年下期から全6種類で登場
レアパッケージの採用を開始したのは2015年。2本入り6種類(1本入りは12月1日時点で4種類)のうち、ローストガーリック味、バター醤油味の2種類で開始した。その後、2016年にとうがらし味、2023年10月からは残りのコンソメ味、プレーン、スモーク味のレアパッケージを追加した。
全商品レアパッケージ化した後の反響については、
「各種SNSで好意的なコメントが多く、見つけて頂いたコメントの中には『あたりだ!今日はいいことが起きる気がする!』のような日々の生活に少しの幸せを感じてもらっているようなコメントもあり非常に嬉しく思います」
とした。「1本入りに約3%、2本入りに約6%」の理由は、次のように説明している。
「お客様が出会える確率や、レアだと思って頂けるバランスを考えてこの確率にしています」