「捕獲の担い手の確保には力を入れなくてはいけない」
県自然保護課も、捕獲の担い手確保と捕獲方法の確立が課題だと話す。12月1日、同課担当者がJ-CASTニュースの取材に応じ、大繁殖の状況を説明した。
「県と市町村で連携して捕獲に努めていて、捕獲数は年々増えてきていますが、繁殖力が強いので、なかなか追いつかず増えてきてしまっている状況です」
課題については次のように話した。
「キョンに限らない話ではありますが、捕獲の担い手の確保には力を入れなくてはいけないと思っております。また現在、キョンが千葉県と伊豆大島にしかいない中で、有効な捕獲方法があまり確立されていませんので、その辺を研究して市町村と共有していかなくてはいけないと思っています」