東証グロース市場に2023年10月23日に上場したばかりの「売れるネット広告社」(福岡市)。その代表取締役社長CEO、加藤公一レオさんが「2023年Z世代の"推し社長" 全国BEST100」に選出されたというプレスリリースが出ている。
「推し社長」とは何か、「全国BEST100」とはどういうものか――。全く聞き慣れないが、どうやら日経ビジネス社が発行する中堅・中小企業経営者向け月刊誌「日経トップリーダー」も関わる、大掛かりなアワードなのだそうだ。主催者に取材した。
社長自ら「事業を通してZ世代と叶えたい夢」をプレゼン
加藤社長が選出された賞の正式名称は、「MY CEO AWARD 2023」の「全国BEST100」。全国の地域企業を応援する社長チップスエンタテイメント(東京・渋谷)が企画する賞だ。
同社が運営する「社長チップス!」は、全国中小企業の社長の思いや事業を知ってもらうため、ポテトチップスに社長カードを付けてPRする"お菓子メディア"として2016年に誕生。今回の賞は、19年から開催している「若者が選ぶ社長アワード」をバージョンアップしたものだという。
受賞対象となるには、「若き才能と可能性を応援し、未来へと挑戦を続ける経営者&法人であること」と「社長チップス!メンバーに登録されていること」の2つの条件を満たし、自らエントリーする必要がある。
まずは「北海道・東北・北陸エリア」から「九州・沖縄エリア」までの7つから地域を選んでエントリー。エントリーシートに記載された経営エピソードなどを基に、Z世代の高校生、大学生が「個性や人柄、チャーミングさ」「リーダーシップや発信力」など6項目で審査を行う。
エリアごとの審査で1位に輝き「FINALIST 7 MY CEO」に選ばれた社長は、本選大会で「事業を通してZ世代と叶えたい夢」をテーマにピッチ(短いプレゼン)を行い、会場での学生投票によってCHAMPIONが選出される仕組みだ。