「娘たちの部屋をそこに用意すること自体が、ある意味無駄になる」
眞子さんと佳子さまの部屋を改修後の秋篠宮邸に設けなかった理由は
「いずれはこの家から出て行くであろう、実際に1人はもうその前に結婚してるわけですけれども、娘たちの部屋をそこに用意すること自体が、ある意味無駄になる、という考えからです」
とした。公表してこなかった理由は
「どこに住んでいるかというのはプライベートなこと」
「元々公表していないこと」
「セキュリティ上のこともある」
と説明した。
計画変更の公表が遅れた経緯は「いろいろ意見集約に時間がかかった。本来であれば、年度末に出せばよかった」。さらに次のように話し、自身の判断の遅さが原因になったとの見方を示した。
「これは最終的に、こういうことを公表するという段階で、それを『良し』とするのは、言ってみれば私ですから、私自身がそのことについてかなりグズグズしていた、ということがあります。つまり、引き伸ばしてしまったということが、これは非常にタイミングとして遅くなったなというのが、反省点です」
「グズグズ」の内容を問われると、
「先延ばしにしてしまったというところですね、ええ。もっと、やはりそこにきちんと関わって、タイムリーに出すという必要があったなというふうに思っています」
と応じた。
国民の理解を得るための対応については
「1回出たことに対して理解を得るということは、なかなか私自身は難しいことだと思いますけれども、先ほど冒頭でお話ししたような、『こういう事情があるんだ』ということを、まずは伝えておくことが必要かなというふうに思いました」
とした。
記者会見は誕生日当日の20年11月30日報道を前提に11月27日に行われた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)