YouTubeチャンネル「令和の虎CHANNEL」に出演し、ホストクラブグループなどを経営する実業家の桑田龍征氏が2023年11月28日にX(旧ツイッター)を更新。ホストクラブの「売掛」システムを巡る問題について、業界の経営者が新宿区と話し合いを行ったことを明かした。
「売掛については30日、5日と段階的に話し合いを踏んで決定」
売掛とはいわゆるツケ払いのことで、多額の売掛金を返済するため客の女性が売春を強要されるなど悪質なケースが複数報じられ、国会でも言及されるなど問題視されている。
桑田氏は28日にXで、ホストクラブ経営者と新宿区長らで集まり「売掛問題を始めとした業界での自主的な動き」を話し合ったことを報告。
話し合いでは「行政や警察などとの話し合いをスピード感持って出来る業界組合発足」が決定したという。「警察や行政に協力していく組織」になるといい、「小さなグループなどが不利益を被らないために横の繋がりである」と説明した。
さらに「お客様の第三者相談窓口の設置」も決定したと報告。「税金ではなく業界組合での保ち合いで運営する」と明かされていた。
桑田氏は今後も定期的に会議を開いていくと明かし、「売掛については30日、5日と段階的に話し合いを踏んで決定して発表いたします」とつづっていた。
この投稿に桑田氏の元には、
「非常に重要な議論」
「この問題は今注目されてますな」
「区長始め業界のトップの方々が集まって決めるのが素晴らしい」
という声が寄せられた。
売掛問題を巡って桑田氏は11月17日、タレントのローランドさんが自身の経営するグループ運営下のホストクラブでの売掛を禁止することを表明したことに対し、Xで「ガッカリ」「あまりに他社にリスペクトのない行動」と批判。「もっと業界の未来を考えてほしい。そのためには理解を外にも内にも目を向けて手を取り合ってほしい」とし、業界全体で足並みをそろえるべきと主張していた。