同僚選手へのパワーハラスメント(パワハラ)疑惑が報道されたプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの安楽智大投手をめぐり、安楽投手が2014年の入団時に残した決意のコメントがX(旧ツイッター)で再注目されている。
「9年後...ある意味誰も手がつけられない投手になるとは...」
安楽投手をめぐっては2023年11月25日、複数メディアが若手ら同僚選手へのパワハラ疑惑を報じた。複数の選手が安楽投手から受けたハラスメント行為を球団に訴えていたという。安楽投手の契約更改交渉は無期限延期とされていることも複数メディアで報道された。
球団は25日、「安樂 智大選手の報道について」と題した公式サイトでの発表で、「ファンの皆さま、及び関係するすべての皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、「現在、調査・確認をしております。球団として、事実確認に向けて真摯に向き合い対処すべく取り組んで参ります」などとしている。
SNSでは、2014年10月の入団時に安楽投手が残した決意のコメントが9年越しに再注目を集めている。安楽投手は14年のドラフト会議で、楽天が1位指名で交渉権を獲得していた。
球団の当時の投稿には、楽天のキャップを被りはにかんだ学生服姿の安楽投手の写真に「『日本で誰も手がつけられないような投手になりたい』と語ってくれました。本日、済美高等学校の安樂智大選手に指名のご挨拶に行ってまいりました」とのコメントが添えられていた。
パワハラ疑惑が報じられた23年11月25日以降、「日本で誰も手がつけられないような投手になりたい」とする決意が皮肉な形で現在の疑惑と重なるとして、引用リポストなどの反応が相次いでいる。
「違う意味のヤバい方で手がつけられなくなってて草 いや安樂選手がやってることは草とかそんな軽いんもんじゃないけどな」
「間違いではないな 数年ごしの伏線回収か」
「日本で誰も手がつけられないような投手(試合でとは言ってない)」
「悪い意味で手がつけられない投手になりましたね」
「9年後...ある意味誰も手がつけられない投手になるとは...」