就活「お祈りメール」で終わらせない 「最終選考まで進んだ実績」を証明する新卒向けサービス

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就活中に「死にたい」と考えた学生は3割

   「お祈りメール」が就活生に与えるショックは大きい。ABABAが運営する「ABABA総研」が2024年卒業予定の学生100人に実施した調査によると、就活中に「うつっぽい」と思ったことがある学生は54%にのぼり、「死にたい」と考えたことがある人も30%いたという。

   就活がつらかった理由で最も多かったのは「選考に落ちた、または選考落ちが続いたから」が65%で、2位以下を大きく引き離している。

   深刻な人手不足により、内定率は3年連続で前年を上回っていると報道されているが、そんな中でも、内定がなかなか得られずに焦る学生や、内定が得られたとしても当初希望していた会社の選考に落ち続けた人も一定数いるはずだ。

   創業3期目のABABAは、総企業ユーザー数が1000社を超え、総学生ユーザー数は3万人に達している。直近1年で企業数は1.5倍以上、学生数は2倍以上の伸びだ。契約企業には、NTTドコモやミクシィ、freeeやラクスル、ベクトルなど有名企業の名前が並ぶ。

   契約形態には「初期費用30万円(税別)」を支払うPlanAと、初期費用なしで採用の「成果報酬65万円(税別)」を支払うPlanBがある。採用側にならず「お祈りエール」を利用するだけの企業もあるが、それだけ選考に落ちた人への通知に気を使う企業が増えているということだろう。

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