ベテラン俳優、55歳で「小学校勤務」の今 「週3回、学習指導補助員として...」

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   俳優の大浦龍宇一さん(55)が2023年11月23日にブログを更新し、4月から都内の小学校で勤務していることを報告した。

  • 大浦龍宇一さんのインスタグラム(ryuichi_ohura)より
    大浦龍宇一さんのインスタグラム(ryuichi_ohura)より
  • 大浦龍宇一さんのX(@RyuichiOhura)より
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  • 大浦龍宇一さんのインスタグラム(ryuichi_ohura)より
  • 大浦龍宇一さんのX(@RyuichiOhura)より

「あだ名もつけてもらいました」

   大浦さんは「新しい自分の姿として、皆さまにご報告があります」と切り出し、

「今年4月から中央区にある、日本でいちばん歴史が深いといわれる小学校で、週3回、学習指導補助員として、子ども達と全力で向き合っています」

と明かした。

   公教育に関わることは「芸能人と呼ばれるような私にはかなり難しい門」だというが、「中央区の様々な教育に関わるNPO法人に、設立以前から関わらせて頂いたこともあり、そちらからの紹介で、この良縁をいただき、俳優の大浦龍宇一と知った上で、快く受け入れて」もらったそうだ。

   小学校では「いまドラマのような毎日を過ごしています」「55歳。子ども達と教室で一緒に給食を食べる。想像すらしたことがなかった毎日を歩んでいます」「学校では本名の姓で、○○先生と呼ばれています。あだ名もつけてもらいました」と、楽しく過ごしているとのこと。7月に「キャリア教育のゲストティーチャー」として学校に招かれたことで、すでに児童たちにも俳優だと知られているという。

教員たちは「凄まじく多忙」「本当に頭が下がります」

   今になって学校勤務を明かした理由については、

「山あり谷あり、私は20歳の息子の親であり、芸能生活30年。光も影も経験してきました。そして今、学習指導補助員でもあります。今の自分だからこそ、伝えられるべき『大切なこと』がいっぱいあると思ったからです」

という。

「今、大きな社会問題になっている教員不足、先生方の過労働。私が知っている学校内の時間だけでも、凄まじく多忙の中で、生徒と真剣に向き合う先生方には本当に頭が下がります」

と教員の実情を明かした上で、

「同時に、子どもは唯一無二の尊い存在です。それぞれ素晴らしい個性があって、私達大人が思っている以上の、驚くほどの感性、発想力、創造性を発揮します。こうして学校の中で、子ども達と一緒に過ごさなければ、親というだけでは気づけなかったことがたくさんあります。そんな子ども達から学ばされることを、前向きに、伝えていければと思います」

と、今後の展望を述べた。

   読者には

「1人でも多く、子どもへの真の理解と、学校という教育機関への理解、協力が深まっていくことを強く願います」

と呼びかけ、

「家庭と学校にとって、親と子どもにとって、人と人の、心と心をつなぐ『架け橋』の一部になれたらと心から願っています」

と意欲を語った。

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