教員たちは「凄まじく多忙」「本当に頭が下がります」
今になって学校勤務を明かした理由については、
「山あり谷あり、私は20歳の息子の親であり、芸能生活30年。光も影も経験してきました。そして今、学習指導補助員でもあります。今の自分だからこそ、伝えられるべき『大切なこと』がいっぱいあると思ったからです」
という。
「今、大きな社会問題になっている教員不足、先生方の過労働。私が知っている学校内の時間だけでも、凄まじく多忙の中で、生徒と真剣に向き合う先生方には本当に頭が下がります」
と教員の実情を明かした上で、
「同時に、子どもは唯一無二の尊い存在です。それぞれ素晴らしい個性があって、私達大人が思っている以上の、驚くほどの感性、発想力、創造性を発揮します。こうして学校の中で、子ども達と一緒に過ごさなければ、親というだけでは気づけなかったことがたくさんあります。そんな子ども達から学ばされることを、前向きに、伝えていければと思います」
と、今後の展望を述べた。
読者には
「1人でも多く、子どもへの真の理解と、学校という教育機関への理解、協力が深まっていくことを強く願います」
と呼びかけ、
「家庭と学校にとって、親と子どもにとって、人と人の、心と心をつなぐ『架け橋』の一部になれたらと心から願っています」
と意欲を語った。