「復活のポイント」専門家の見立ては
利用者の声を聞く限り、ピエリ守山は「廃墟」どころか訪れる人も多いようだ。そこで編集部は、廃墟やB級スポットなどを特集する旅雑誌「ワンダーJAPON」の編集長・関口勇氏に、ピエリ守山「復活のポイント」をたずねた。
関口氏は「大手ディベロッパーが再生に乗り出したのが大きい」と語る。事実、同所の再生を手掛けた大手商社のオウンドメディアを見ると、再生策の立案に始まり、その施行、そして復活した今についての詳細な記述があった。
2013年当時のピエリ守山周辺について、関口氏は、
「同年まで高さ108メートルの大観覧車『イーゴス108』が存在していましたが解体され、ベトナムに移設されました。解体されるその姿はピエリの衰退ぶりと重ねられた上で『廃墟化している』と話題になっていました」
と説明した。
(J-CASTニュースBiz編集部 坂下朋永)