DeNAエスコバー「メジャー移籍」報道...抜けた穴をどう埋める? 浮き彫りになった課題

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   DeNAを自由契約となったエドウィン・エスコバーのメジャー移籍が、米国メディアで報じられた。大手テレビ局のNBCスポーツによると、エスコバーの母国・ベネズエラから入った情報として、カブスと契約したことを伝えた。

  • エドウィン・エスコバー(写真:AP/アフロ)
    エドウィン・エスコバー(写真:AP/アフロ)
  • エドウィン・エスコバー選手のXより(@ved47escobar)
    エドウィン・エスコバー選手のXより(@ved47escobar)
  • エドウィン・エスコバー(写真:AP/アフロ)
  • エドウィン・エスコバー選手のXより(@ved47escobar)

■「さようなら、ありがとうを言うタイミングです」

   エスコバーは17年に日本ハムに入団し、シーズン途中にトレードでDeNAに移籍。同年から7年連続40試合以上登板し、19年にはリーグ最多の74試合登板するなどセットアッパーとして救援陣の屋台骨を支えてきた。21年にNPBの左投手で最速の163キロをマーク。今季は開幕から状態が上がらず、5月はファームで1カ月調整したが、夏場以降は13試合連続自責点ゼロと好投を続けていた。40試合登板で2勝1敗11ホールド、防御率4.55。DeNAは来季以降の契約延長を目指して交渉を続けていたとみられる。

   ただ、エスコバーは退団を示唆していた。今月17日に自身のツイッターを更新し、「簡単な決断ではありませんでしたが、今のページを閉じて新しいページを始める時が来ました」「さようなら、ありがとうを言うタイミングです」「横浜はいつも私の心の中で特別な場所です」などと投稿していた。

   スポーツ紙記者は「エスコバーの存在は本当に大きかった」と評価する。

「パワーピッチャーとして相手打者に与える威圧感が凄かった。故障がなく毎年50試合以上登板できるリリーバーはなかなかいません。あのレベルの投手は助っ人外国人を含めてなかなか見つからないでしょう。今年は山崎康晃、伊勢大夢、三嶋一輝も本来の力を発揮できなかった。救援陣をどう再建するか、三浦監督の手腕が問われます」

   V奪回に向け、救援陣の安定は不可欠な要素だ。エスコバーが抜けた穴をどう埋めるか。(中町顕吾)

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