前後「どっちもせいかい」しまむら乳幼児ズボンに感激「その発想はなかった」 SNSで「画期的!」と話題に

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   「前後どっちで履いてもいいズボンがイヤイヤ期の今すごい助かる」――。

   衣料品チェーン大手「ファッションセンターしまむら」が販売する「どっちもせいかい」というタグのついた乳児用ズボンが、X(ツイッター)で「画期的」と話題になっている。

   しまむら(さいたま市)担当者は、製作の意図について「ママ・パパの時短やストレス軽減と、子供を応援するためのアイテムとして前後どちらでも履けるレギンスを作りました」と明かす。

  • ファッションセンター しまむら(写真:アフロ)
    ファッションセンター しまむら(写真:アフロ)
  • 「どっちもせいかい」のタグがついたズボン(ぽぷぺさんのツイッター(@chxxrm22)より)
    「どっちもせいかい」のタグがついたズボン(ぽぷぺさんのツイッター(@chxxrm22)より)
  • ファッションセンター しまむら(写真:アフロ)
  • 「どっちもせいかい」のタグがついたズボン(ぽぷぺさんのツイッター(@chxxrm22)より)

「お子様にズボンを履かせるときの目印として...」

   反響を呼んでいるのは、「ぽぷぺ」(@chxxrm22)さんが2023年10月21日に投稿した「どっちもせいかい」とタグのついたズボンの写真。

   ぽぷぺさんは、「どっちもせいかい」に関して「言葉のチョイスも個人的にはすき」という。

   投稿には、「これは画期的!!」「天才」「大人用も欲しい」「高齢者用もあったらいいなあ」「デザイン企画した人は子育て分かっている人」といったコメントが寄せられている。

   11月6日、J-CASTニュースの取材に応じたしまむらの担当者によると、話題となっているズボンは、プライベートブランド「CLOSSHI Baby」が展開する「ラクっと!お手軽パンツ」シリーズのレギンスタイプ。現在、冬バージョンも展開しているという。

   10月23日、取材に応じたぽぷぺさんは、ズボンとの出会いを次のように振り返る。

「2歳の息子はイヤイヤ期真っ盛りで毎朝着替えに苦労していました。ズボンは特にこだわりもなかったので、いいのがあれば買い足そうかな?くらいの気持ちで買い物していた時に何気なく手に取った商品でした」

「店内でこの商品を手に取った時に『前後どっち向きでもはける』と商品の説明書きがあり気になりました。生地感を確かめている時に『どっちもせいかい』のタグが目に入り、その優しい言葉と使い勝手もよさそうな所に心惹かれました」

   ズボンを見たときの感想は「子供服を買いはじめた時からいつもポケットはズボンの後ろ側についていたので、それが当たり前だと思って特に気にしていませんでした。パジャマのズボンの内側に『まえ』とタグがついているものもありますが、前後どちらでも履いていいという発想は私の中にはなかったので初めて見た時に衝撃を受けました(笑)」とする。

   担当者は、タグについて「ご家庭に沢山ある子供服のなかから見つけやすくするため、お子様にズボンを履かせるときの目印として、『どっちもせいかい』というタグを前後両方につけました」と説明する。

モニター企画でも「どっちも正解タグに感動してしまいました!」

   製作の意図については、インスタグラムアカウント「しまママ」で、子育て世代のママ・パパから悩みを聞く中で、「朝の忙しい準備でのお着替えが大変」「保育園から帰ってくると前後逆に服を着ている」「なんでも自分でやりたい!という時期の子供を応援したい」などの意見が多くあがったとする。

「その意見を基にママ・パパの時短やストレス軽減と、子供を応援するためのアイテムとして前後どちらでも履けるレギンスを作りました。ストレッチ性や毛玉になりにくい機能もつけており、お着替えのラクさやお手入れのラクさにもこだわって作っております」

   サイズは80~100センチメートル展開で、1歳から4歳くらいまでの子どもが着用できるという。現在は乳幼児だけでの展開を予定していると明かす。

   しまママで商品モニター企画を実施する中で、本商品に対して以下のような反響の声が寄せられたという。

「レギンスのどっちも正解はとても画期的でした!自分で履きたがるのに必ず前後が逆になるから私は気になって履かせ直しをするんですが、やり直しさせるとめちゃくちゃ怒るんです(?^?^?;)そういったプチストレスを抱えることなく履けるのはめちゃめちゃありがたいです♪」
「どっちも正解タグに感動してしまいました!上2人の時に履いたパンツを履き直しさせることが頻繁にあったので、あの頃にこのアイテムがあったら...って思わずにはいられませんでした!」

   Xで大きな反響を呼んでいることは、「大変うれしく思っております」と受け止めている。

「我々は商業を通じて消費生活と生活文化の向上に貢献することを企業理念として動いております。その中で子育て世代のママ・パパ、そしてそのお子様が少しでもハッピーになってもらえる商品を供給していけるように努めていきたいと思っております。これからもお客様に寄り添ったモノづくりを行っていきたいと思います」
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