永谷園のロングセラー商品「お茶づけ」シリーズはなぜ味によって小袋のゴミの分類が異なるのか――こういった疑問をX(旧ツイッター)で投げかけた消費者と、永谷園公式アカウントとのやり取りが話題になっている。
お茶づけ海苔は「プラ」、たらこ茶づけは「紙」と裏面に表記されている。理由が明かされ、「企業努力がすごい」「説明されると納得の理由」と感心する声も出ている。永谷園の広報担当者に詳しく聞いた。
「『お茶づけ海苔』だけは細長いあられ」
永谷園公式Xは2023年11月20日、引用リポストで消費者の疑問に応じた。
「『お茶づけ海苔』だけは細長いあられ (松葉あられ) を使用しているため、あられが内袋を突き破ってしまう可能性があります。
その対策として包材の強度を高めるため、プラスチックを他のお茶づけの内袋より多く使用しているので、『お茶づけ海苔』だけプラに分類されるのです」
投稿を受けてXでは、「そんな理由があったなんて...」「企業努力がすごい」「説明されると納得の理由 あられが違うことすら気が付かなかった」と感心が広がっている。一方で「今度は何故そこまでして『お茶づけ海苔』だけ『松葉あられ』なのかが疑問に」という反応もあった。