「見逃し配信」で番組を視聴
その一方で、「テレビ番組」自体への関心は薄れていないようだ。近年は番組のネット配信での再生回数が著しいとの報道や発表が多い。
最近ではビデオリサーチが、2023年7月期「見逃し配信」再生回数ランキングに関するプレスリリースを、10月19日に発表。TVerなど動画配信プラットフォームで視聴された番組として、ドラマ「VIVANT」(TBS系=放送終了)の人気ぶりを伝えた。
仮に今後、テレビ受像機を持つ人が減る一方、ネットで番組を視聴する人、それも「見逃し配信派」が増えていったら。そして視聴者が、NHKをスルーする事態になったとしたら――。そんな将来がもしも到来したら、受信料制度が大きく変わる可能性は、決して否定できないのではないだろうか。
(J-CASTニュースBiz編集部 坂下朋永)