自分を冷静に判断、プログラム参加をキャリアに役立てよう
――となると、就活大学生はタイプ1、2より、タイプ3を就活の中心に据えていくべきですか。今後、どういった点に注意して就活を進めるといいでしょうか。
栗田さん タイプ1、2とタイプ3では、それぞれ開催される目的が違うので、どれに参加すべきは一概には言えません。まだ、自分の志望業界や志望企業が定まらない学生は、タイプ1、2に参加し、業界や企業を広く知ることで、自分に合いそうな業界や企業を見つけるヒントにしていただければと思います。
すでに明確に志望企業が見つかっている学生や、タイプ1、2に参加して志望業界や企業が何となく見えてきた学生の皆さんは、タイプ3に参加し、企業研究を深めたり、自身との相性を見てみたりする場にしていただけたらと思います。
キャリア形成支援に関するプログラムが4類型化されたことで、学生の皆さんにとっては、参加する目的が分かりやすくなりました。今のご自身の状況を鑑みて、どんな目的を達成するために、どのタイプのプログラムに参加するかを事前に検討し、参加することで、ぜひ、今後のキャリアを考えるヒントにしていただければと思います。
(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)