YouTuber・シバターさんが2023年11月20日に公開した動画で、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたと報じられた私人逮捕系YouTuber「ガッツch」の中島蓮こと今野蓮容疑者を糾弾した。
今野容疑者は「パトロール系YouTuber」を自称し痴漢・盗撮の撲滅を掲げて活動。複数報道によれば、23年8月、私人逮捕の様子を動画撮影して公開するため、インターネット掲示板を介して男性に覚醒剤を持ってくるよう求めた疑いがあるという。
「みんな金なんですよ」
シバターさんは逮捕の報道を受け「【ガッツch】また私人逮捕系YouTuberが逮捕された。。。」と題する動画を公開。「また私人逮捕系YouTuberが逮捕されましたね」と切り出した。ガッツchの動画は全く見でいなかったというが、コメント欄やDMなどで「ガッツchも結構ヤバいことやってるぞ、取り上げてくれ」といったリクエストを受けていたという。
シバターさんは逮捕報道後に動画を確認し、「直近の動画。今日から3日前ですね。『重大発表 広告収益は停止しましたが我々絶対に痴漢撲滅を諦めません』という動画を出していて」と紹介した。
今野容疑者は17日のYouTube動画やX(旧ツイッター)投稿で、「11月8日をもってYouTubeの広告収益が停止しました。今月入る予定だった収益も入りません」と明かしていた。反省すべき点はあるとしつつ「やっと今、痴漢撲滅の炎が点火したと思っております」と活動を続けたい意向を語り、クラウドファンディング(CF)で活動費と生活費、政治団体設立費用を集めるとした。署名・募金サイトでの支援を呼びかけていたが、21日現在で該当ページは非公開となっている。
シバターさんは、広告収入を停止されてなお活動を続けたいとしていたガッツchについて「超キショいなと思ったんですけど。酷くないすか?」と苦笑。「『YouTubeの広告収入は停止しましたが、我々は痴漢撲滅の活動は今後も続けていきます。活動はYouTubeにアップしていきますので皆さん観てください』で止まるんだったらよかった。それだったら、この人は本当に被害女性のことを思って、痴漢が少しでも少なくなればいいな、と思って活動してるんだな、と思うと思うんですよ」とした。
CFの内容が今野容疑者やスタッフらの生活費も募るものだったことで「結局金やんと思って。結局金じゃん。で、政治の団体を作る活動ってもう結局お金じゃないですか」とし、他の私人逮捕系YouTuberを含め、目的は金銭に過ぎないと呆れたように語った。
「みんな金なんですよ。みんなYouTubeを使ってお金稼ぎをしたい。YouTubeで広告が停止されたけれども、それでもやっぱりお金が欲しいからCFするわけじゃないですか」
「自分たちの生活のために、微妙なラインの人も『生贄』にする」
ガッツchの動画内容についても「明らかに『それって痴漢じゃないでしょ』とか、『それはまだ痴漢の領域に達してなくね?』みたいな絶妙に微妙な加害者という(された)人もいたんですよ」とし、「結構強引で、それってどうなの? みたいな」と疑問を感じたという。
「自分たちの収益のために、自分たちの生活のために、微妙なラインの人も『生贄』にするというか。痴漢で捕まったり、痴漢の疑いがかけられたと言ってネットにモザイク付きでも動画を出されたら、社会的信用を失いますよ」とし、加害者とされた場合のリスクが大きいと指摘した。
「絶対に100%言い逃れできないレベルのド犯罪、めっちゃ痴漢してたというんだったら話は別だけど、結構微妙なラインの人もいたんですよ。それって、お前は自分の銭のために『こいつは悪』と決めつけて警察に突き出して、それを動画にしたけれども、結果、痴漢じゃなかったらどうするんだ」
加害者とされた人が会社をクビになったり、離婚されたりした場合について「ガッツchはお前それ責任取れんのかよっていう。痴漢じゃなかったんだぞ、お前らの動画のせいでそうなったんだぞ」とした。
「自分のために、自分の銭のために悪かどうか、犯罪に当たるかどうか分からない人まで生贄にしてる」と強調し、「で、今回の覚醒罪の件でしょ。覚醒剤の件なんてもはやお前らがマッチポンプやんと。お前らが犯罪を作り出してるじゃん」と糾弾した。
「お前が犯罪を誘発したことに変わりはなくない?」とし、「『どっちが悪なの』って言ったら、犯罪を作り出そうとしてるのはお前らだよね、ガッツchだよね。そんなガッツchが、どの口が正義を語るんだ」と怒りをあらわにした。
「超気持ち悪いわ」と吐き捨て、「これ以上の悪がありますか? 僕この人のこと知らなかったけど、知ってゾッとした。そして、捕まってくれてよかった。YouTubeを使ってこんな気持ち悪い活動をしてる人がいたんだと思って。本当に捕まってよかったですよ」とした。
今野容疑者がもし今後、YouTube活動を再開することがあったとしても、シバターさんは「二度と正義という言葉はこいつの口から使ってほしくないね。こいつに正義なんか1ミリもないでしょう」と語っていた。
女子高生の髪の毛を触る男を私人逮捕
— ガッツch. 痴漢盗撮駆逐プロジェクト (@g_menguts_ch) November 14, 2023
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逃走を図るため制圧
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駅員さんが駆けつけたので制圧をやめる
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男はまた逃走を図る
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制圧
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駅員さんに男を取り押さえることを懇願するガッツch 中島 pic.twitter.com/s4MFocxYBt