「全員が立ち上がるので違和感を感じてあえて着席したままでいた」
なぜ「デマ」が流されたのかについては、「心当たりがあるとしたら、僕がスタンディングオベーションをしなかったと聞いてそれが気に食わなかったのかもしれません」と推測した。
猪瀬氏が観劇した回では、終演後「ほぼ全員が立ち上がりスタンディングオベーション」だったそうだが、
「僕は演出も役者もよく頑張っていたと思うのできちんと拍手をした。ところが全員が立ち上がるので違和感を感じてあえて着席したままでいた。なぜなら周囲を見渡しながらそろそろと立ち上がるからです。あたかも同調圧力のような空気でした」
として、猪瀬氏と一緒に観劇した妻、友人の3人は座ったままだったという。
猪瀬氏は「まあそういうわけです。くだらない話です」と噂を一蹴しつつ、
「観劇態度が悪いという伝聞が1人歩きしてしまうネットの怖さを感じると同時に、それをさらに拡散させる週刊誌,さらにネットでまた拡散、こういう悪意のサイクルは何も生み出しません」
と嘆いた。
シェイクスピアの喜劇『尺には尺を』の観劇、そしてSNSでデマを流す低級な人びと。|猪瀬直樹 @inosenaoki #note https://t.co/LAqfd3X2fN
— 猪瀬直樹 【作家・参議院議員、日本維新の会 参議院幹事長】 (@inosenaoki) November 17, 2023