マフィン食中毒、3000個回収も「不可能」な発送方法 「どうしたらいいんだ」「あまりに不誠実」ネット困惑

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   アートイベント「デザインフェスタ」で腐った状態で販売されたとして問題となっていたマフィンの自主回収が開始された。出店者が2023年11月16日に発表した。同日までに厚労省のウェブサイトにリコールの詳細情報も公開されている。

   しかし、出店者はXで自主回収の際の配送方法としてメルカリやヤフーフリマなどフリマサイトに対応している「ゆうパケットプラス」を指定するなど、配送方法に混乱が生じた。その後、該当の投稿は削除されている。

  • Honey×Honey xoxo公式インスタグラムより
    Honey×Honey xoxo公式インスタグラムより
  • Honey×Honey xoxo公式Xより
    Honey×Honey xoxo公式Xより
  • Honey×Honey xoxo公式インスタグラムより
  • Honey×Honey xoxo公式Xより

発払いの理由は出店者の名前騙る殺人予告文

   出店者は16日10時頃にXで「11月11日~12日の間で東京ビックサイトの出店にてお買い上げいただいたお客様から、マフィンの自主回収を進めております」とし、リコールの詳細情報のリンクを投稿した。詳細情報には、「60サイズのゆうパック発払い」が指定されている。

   しかし、出店者はその約2時間前に「保健所に取り急ぎご連絡して、一度自主回収のお知らせを取り下げていただき、ゆうパケットプラスにご変更させていただきます。ゆうパックプラスの代金は、マフィン代と合算してご返金させていただきます」と別の配送方法を指定する投稿をしていた。ゆうパケットプラスは特定のフリマサイトのみに対応した郵送方法であることから、Xでは「どうしたらいいんだ」「あまりにも不誠実」と混乱や苦言が広がっている。その後、該当の投稿は削除された。

   発(元)払いの理由としては、「私の名前を語った殺人予告文が教育機関に送られていたため警察へ相談に行きました。いたずら等を避け、ご購入のお客様対応に集中させていただくため、本来は着払いでお受けしなくてはいけないところ発払いでお願いいたしております」と説明している。

   詳細情報によると、今回のマフィンの健康への危険性の程度はCLASSⅠに分類されている。厚労省のウェブサイトによると、CLASSⅠは「喫食により重篤な健康被害又は死亡の原因となり得る可能性が高い場合」に分類される。

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