ファミコン、スーファミ「中古ソフト」価格高騰、転売 コレクターが明かす「高値」が付くポイント

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「ゼルダの伝説」第1作は19万9800円!

   MASAさんは、所有するコレクション約220本のうち、高値で取引されている7本を挙げてくれた。(現在の中古市場での取引価格は、記事作成時に編集部が確認)

・『ゼルダの伝説』新品未開封(ディスクシステム):5万円~19万9800円(発売時価格:4900円)

・『ドラゴンクエスト』新品未開封:6万円~8万円(発売時価格:5500円)

・『ホーリーダイヴァー』新品未開封:2万6500円~6万円(発売時価格:6050円)

・『スーパー魂斗羅』新品未開封:3万5000円~6万円(発売時価格:6380円)

・『ドンキーコング』新品未開封(銀箱):3万3300円~5万3000円(発売時価格:4950円)

・『地底探検ゲーム スペランカー』新品未開封(ポップ付き、発光ダイオードあり):1万3000円~8万円(発売時価格:5390円)

・『グーニーズ』新品未開封:5万円~8万円(発売時価格:5390円)

   タイトルを一通り挙げたあと、MASAさんはそれぞれの高値の秘密を下の順位のものから語り始めた。

「スペランカーは発売当時のポップが箱についたままなのがプラス要素。ドンキーコングはファミコンのローンチタイトルとして赤い小箱が発売された一方、そのあとに銀色の箱で再販売されました。いわゆる銀箱ソフトの中には発売本数が少ないものもあり、かなりのプレミアがついているんです。ゼルダの伝説はディスクシステムがシリーズ第1作ですが、ディスクシステムは開封すると必ずシールの剥がし跡が残る仕様のため、未開封品は高値がつきやすいです」

   なお、MASAさんが購入したファミコンソフトの現在の中古市場価格は多くが入手時より値上がりしているということで、MASAさんは「いい買い物をしたと思っています」とニッコリ。そして、最後にこんな話をしてくれた。

「私が持っている初代ドラクエは『新品未使用品』を購入したものですが、これはあくまで出品者の自己申告です。そのため、中古市場では未使用品であることを認定する鑑定機関もあり、専門家による『鑑定書』が付いた黒光りしたドラクエが83万円台で売れたケースをフリマアプリで見たことがあります」

(J-CASTニュースBiz編集部 坂下朋永)

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