アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともかさんが2023年11月14日にXを更新し、ライブ中に起こったトラブルでメンバーが支えになったことを報告した。
猪狩さんは2018年4月に歩道で事故に遭い、脊髄損傷による両下肢麻痺と診断され、車椅子生活を送りながらアイドル活動を続けている。
両隣のメンバーが「車椅子動かないようにおさえてくれた」
仮面女子はこの日「汐留シオサイト」の地下歩道でフリーライブを行った。
終了後、猪狩さんは「年間ライブ本数が100本を超える仮面女子メンバーだからこそできたトラブル対処」として、ライブ中の動画を公開した。
パフォーマンス中、「ステージに傾斜があって車椅子が自然と後ろに下がっていき」、立ち位置が隣だった陽向こはるさんの「腕をグッと掴んでしまった」という。
猪狩さんは腕を離したが、陽向さんと反対側の隣にいた蒼井乃々愛さんも車椅子が下がっていくことに気付き、パフォーマンスしながら自然と「車椅子動かないようにおさえてくれた」と涙をこぼす絵文字を付けて報告した。
猪狩さんは「仲間のサポートに心から感謝」と、その時披露していた曲「大!逆!転!」の歌詞にちなんで「心配はナッシングオール!」とコメントした。
ファンらからは
「さすが仮面女子メンバー パフォーマンス中にさりげなく手を差し伸べる心のバリアフリーが素敵すぎる」
「仲間の愛、そして仲間への信頼、表に出さないプロ魂に涙です!ちょっとした傾斜ですーっと動くのはほんと車椅子あるあるですよね」
「さりげないサポートにグッときました 両隣でサポート素敵な仲間」
などのコメントが寄せられたほか、陽向さんも猪狩さんの投稿を引用し「心配ナッシング」と反応している。
年間ライブ本数が100本を超える仮面女子メンバーだからこそできたトラブル対処。?その2?#下半身不随女子の一人暮らし pic.twitter.com/eenJVzLi3K
— 猪狩ともか?? (@igari_tomoka3) November 14, 2023