映画祭に招待されていないのに「カンヌで大好評」になるカラクリ
癒着の事例として「よくあったこと」として挙げたのが、カンヌ映画祭での出来事だ。
「記者を連れて行って、カンヌ映画祭で招待もされていないのに、カンヌにある映画館で(日本映画を)上映して、日本のマスコミとか新聞では、『カンヌで大好評』って書いてあったり...。実際に行っている我々にとって、何でこんなことがまかり通るのか、なんていうことが、昔は...こく最近まで平気であったり...」
それ以外に、大手事務所を辞めたタレントの起用を避ける「お触れ」がメディアに出回ることを含めて「相変わらず日本の芸能界のダークな部分」だとした。北野氏がそういった世界で「よくぞ今までやってこられた」ことに対する「安心感」「達成感」があるとして、
「今までの日本の、そういう芸能の闇の部分はどうやって取り除いていくのか、というのは、興味は非常にある」
と話した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)