スーパー、百貨店を抑えて1位
楽天グループに取材すると、おせちの流通額は2020年と比較して2023年は1.9倍に伸長しているという。また同社のアンケート調査ではおせち料理の購入先は1位が「ECサイト」(36.7%)、2位が「食品スーパー」(30.8%)、3位が「百貨店」(15.6%)となっているとした。
その理由について、「コロナ禍でECが定着し、利用が拡大していることから、ここ数年おせち含め、楽天市場の各種商戦についてはユーザーの利用が拡大傾向にあります」と答えた。
さらに、サイト内で比較され注文されている内容について「有名店の定番人気おせちや洋風・中華のおせちのほか、コロナ禍における巣ごもり需要を背景に、『個食』、『高額』おせちの人気を集めた他、多様化するニーズに合わせたおせちの登場により、拡大傾向にあります」とのことだった。