「学芸員はみんな、子どもがアートに触れることをうれしく思う」
ある美術館関係者は、子ども連れでの美術館鑑賞について、J-CASTニュースの取材に「子連れで美術館鑑賞をしてはいけないという決まりはなく、他人に迷惑をかけない範囲で自由に鑑賞することが重要です」とした上で、次のように見解を示した。
「具体的にどのようにすべきかについて、特に明文化されていないと思いますし、美術館が決まり事を定めていることはないと思いますが、親のマナーとして、例えば小さな子どもが泣いたり騒いだりしたら親は子どもを連れて外に出るなど、他人に迷惑をかけないための配慮は必要ではないでしょうか」
X上では前述の通り、子どもが小さなうちからアートに触れることについて様々な意見が寄せられていたが、これについては次のようにコメントした。
「美術館はどこも共通して、子どもが美術館の展示品に関心を持つのはいいことだと考えています。美術館によっては、子ども向けのプログラムを実施しているところもあります。また、そのようなプログラムをする余裕がない美術館もたくさんありますが、学芸員はみんな、子どもがアートに触れることをうれしく思っています」