美術館で子どもが少し騒いだところ、利用客の男性に「迷惑です」と言われたとする投稿を発端に、X(旧ツイッター)では子ども連れで美術館鑑賞をすることの是非についてさまざま意見が交わされている。
美術館関係者はJ-CASTニュースの取材に「子連れで美術館鑑賞をしてはいけないという決まりはなく、他人に迷惑をかけない範囲で自由に鑑賞することが重要」と見解を述べた。
男性は「あなた方のような非常識な行動は理解できない」とヒートアップ
発端となった投稿は、
「美術館で1歳半になる子が少し騒ぎ中年の男性に『迷惑です』と言われた。一度はすみませんと謝ったものの別の階で二度目の遭遇。見つけるなり『二人で来て交代で鑑賞するなど工夫できませんか?』と言われた。すかさず美術館の指示ですか?と応答し館の職員に仲裁を依頼。無事に男性に注意いただいた」
というもの。
投稿者はJ-CASTニュースの取材にトラブルの詳細を明かした。
「(投稿にあった職員の注意のあと)最初に注意いただいた時からかなりヒートアップされており『私には3人の子どもがいるが、あなた方のような非常識な行動は理解できない』といったことを繰り返しおっしゃられていました。それに対して館の職員の方は『美術館としてはお子様連れの方をお断りする理由はありません』と繰り返していらっしゃいました」
「男性は5分ほど職員と会話を交わし、憮然とした態度で立ち去られました。館の職員の方には『また何かお困りごとがございましたら、すぐにお声かけください』とおっしゃっていただきました」
Xでは投稿に対し、
「実際に騒いじゃっているなら、そう言われても仕方がない気がする」
「静かに鑑賞などしたい方も居られるから、遠慮や鑑賞の方法は必要かな」
「子どもがいないのが良ければ美術館にそういう日を設けて欲しいとお願いするしかないはずなんだと思う」
「すんごい泣き喚いていたとかならともかく、ちょっとの騒音も許せないって言うなら自分で買って家で眺めてろと思う」
など、賛否両論の意見が寄せられた。