老舗寿司屋で「サーモン」注文→店の一言で客赤っ恥 Xで議論呼ぶ「寿司ネタ」エピソード

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寿司の値段と質は必ずしも相関しない?

   寿司の価格帯は店によってさまざまと書きましたが、「必ずしも価格と味とが相関しているわけではない」という視点も関心を引くトピックのようです。

   データサイエンティストの尾崎隆さんが、「銀座の3万円の寿司より富山のもっと庶民的な寿司の方が美味かった」という話を聞いたことを受けて、地方の寿司屋と東京の寿司屋との比較について持論を投稿しました。

   尾崎さんは、銀座の寿司屋で提供されている寿司は「産地から遥かに遠く隔たった銀座でなんとかして美味く魚を食べるために工夫し尽くされた寿司」であり、魚の産地の近くのお店で食べる寿司には「何をどうあがいてもかなわない」というのです。また、銀座で食べる寿司については「(寿司職人の)技巧に舌鼓を打つもの」とも書いています。

銀座の高い寿司は「産地から遠い銀座で美味く魚を食べるために工夫し尽くされた寿司」であって美味しさだけで言えば名産地で頂く寿司にはかなわないのでは- Togetter

   一連の投稿を読んだユーザーからは「鮮度が美味さに直結するネタはやはり産地に限る」と共感する声だけでなく、「(技巧を楽しむか、素材を楽しむかという意味で)都会の高級店と、港近くのお店のお寿司は同じお寿司でも別の食べ物」「アナゴなど処理に手間のかかるネタは都会のお店のほうが美味しい」「物流や保冷技術の進歩で産地からの距離は関係なくなりつつあるのでは」といった視点の反応も出ています。

   寿司の品質や価格の決め手となる要因もさまざまで「都会と地方とではどちらのほうが美味しい」と単純に割り切れる話ではないことが伝わってきます。

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