冬の味覚・ズワイガニの漁が2023年11月6日から、日本海で続々と始まった。今年は豊漁とのニュースが、ちらほら耳に入って来る。
松葉ガニ、間人ガニ、越前ガニなど、さまざまなブランドのある国産ズワイガニ。豊漁なら、高級国産ものもお手頃価格が期待できるのか。J-CASTニュースBiz編集部が各所を取材した。
オスの水揚げ量3割程度増
兵庫県新温泉町の浜坂漁業協同組合に、2023年11月6日に取れたズワイガニ(松葉ガニ)の総量を教えてもらった。昨年と比較しよう。
●2023年11月6日
ズワイガニ・オス 総量2.3トン 総額3492万円
ズワイガニ・メス 総量5.1トン 総額3394万円
●2022年11月6日
ズワイガニ・オス 総量1.7トン 総額3442万円
ズワイガニ・メス 総量5.1トン 総額3394万円
前年同月比でオスの水揚げ量が3割程度伸びており、やや豊漁の傾向があるようだ。浜坂漁協では冬にかけてズワイガニ漁を続けていく。しかし、冬の日本海は悪天候で1週間出漁できないことはザラだ。価格への影響が気になる。
同漁協の販売ページでは、取れたてのズワイガニが販売されていた。価格は以下の通り。
・浜坂松葉ガニ指オチ・茹で 800~900グラム(g) 2万円(税込、以下同)
・浜坂松葉ガニ指オチ・茹で 400~500g 1万円
・セコガニ(小)・茹で 5匹約750g 9500円
・セコガニ(小小)・茹 5匹約650g 5500円
※セコガニはメスのズワイガニ
※2023年11月初旬の価格