格闘家でYouTuberの朝倉未来さんが2023年11月9日、自身がスペシャルアドバイザーを務める「Breaking Down10」オーディション動画の第4弾を公開した。
オーディション中には、人気選手・啓之輔さんが突如ビンタを受け、怒りをあらわにする場面があった。
「啓之輔、お前はその立場にしがみついてるだけに見えるから。引きずり下ろしたるから」
啓之輔さんは、「THE OUTSIDER」出身の格闘家だ。「キング・オブ・アウトサイダー」として、これまでも数回Breaking Downに出場している。
オーディション中盤、朝倉さんが「今後Breaking Downの顔として多分注目していく選手たち4人と、THE OUTSIDERから出てきてもらった選手4人。集まってもらったので、一回登場してもらいましょう」と切り出した。
Breaking Down側からは、全国から喧嘩自慢100人を集めて行った合宿に参加し「地獄のしごきに耐えて生き残った4名」が登場した。
対戦相手の希望を問われ「啓之輔、やりたいんですけど。その理由は、喧嘩売られてんのに『ファイトマネーなんぼ』やったりとか、そんなんどうでもええから。喧嘩売られたら買えよ。啓之輔、お前はその立場にしがみついてるだけに見えるから。引きずり下ろしたるから」と啖呵を切ったのは「大阪喧嘩自慢の代表」であり「100人企画ベスト16」だというダイスケさんだ。
ダイスケさんは椅子に座った啓之輔さんをじっと睨みつけると、突如啓之輔さんの右頬にビンタを喰らわせた。啓之輔さんはダイスケさんの胸ぐらを掴み、立ち上がり「お前何やってんだよ、なぁ」と怒りをあらわにした。
穏やかな調子で「お前なんで殴ってきたんだよ」と問いかけると、ダイスケさんは「お前気合い入ってない顔しとったからじゃ、コラ。お前の顔、気合い入ってないからじゃ」と主張。煽るように「気合い入ったか、コラ」と繰り返した。
「俺はBreaking Down盛り上げてきてね、なんでこのガキに手を出されなくちゃなんないの」
啓之輔さんは溝口勇児COOに向け、呆れたように「溝口さん、これやる意味あります? ねえ、こういう役にさせるんすか、俺を」とした。
溝口さんは「向こうね、ちょっと気合入っちゃってるんで。まぁ合宿の時からね、啓之輔さんとやりたいって」と説明した。
「やってくれや、気合い入れて。眠たそうな顔しやがってお前、ゴラ」と凄むダイスケさんに、啓之輔さんが「眠いわ、馬鹿野郎」とすると、別の出場者が立ち上がり「ふんぞり帰ってんじゃねえぞ」などと詰め寄った。
啓之輔さんは「ダルいダルいダルい、来ないでこっちに」とあしらった。
朝倉さんは「今回10回大会なんで、入学と卒業っていうのを賭けて」とし、啓之輔さんら「こちら側のアウトサイダーだったり、Breaking Down出てもらってる選手には、引退を賭けて戦ってもらおうかなと思ってます」とした。
「第10回、記念大会です」などとした溝口さんに、啓之輔さんは「『10回大会』とか『メモリアル大会』とかどうでもいいんですよ。俺はBreaking Down盛り上げてきてね、なんでこのガキに手を出されなくちゃなんないの」と苛立った様子で語った。
これまでの因縁があるなどと説明されるも、呆れた表情で「やらなくて引退でいいよ、俺は。こんな会見場で手出されるんだからさ。我慢の限界がある、こっちにも」と腕組みした。
ダイスケさんは「ほな、俺が大人しい行儀よぉ座っとったらやってくれんのか、ほんだら」と主張し、対戦を熱望した。
啓之輔さんは首を捻りつつ、「試合はやってやるから、ここで手ぇ出すなよ。な」と対戦を承諾した。