週5出社で問題ない理由「家が狭すぎる」
一方、最も転職意向が高かったのは「週3~4日出社」の層で54.0%。次いで「週2日」の48.9%、「週1日」の37.8%が続いた。意外なことに「週5日」では31.5%と低めの数字が出た。
20代女性エンジニアのCさんは、毎日都内の職場に出社している。会社が「週5日出社」を求めるからだが、あまり問題は感じていないという。
「一番の問題は、ひとり暮らしのワンルームが狭すぎて仕事をする環境を作れないこと。オフィスは広々してるし、眺めはいいし、仲のいい同僚はいるし。おいしいランチも食べられるし、リモートは嫌ですね」
Cさんの会社では、会社から数駅以内に住むと住宅補助が出る。そのため自然と住む場所も都心に近くなり、家も手狭になる。ただ、コロナ中に都下に引っ越し、「週5日出社」になってから転職した先輩社員もいるという。
「コロナ中に結婚して子どもが産まれて、広い家に引っ越すタイミングで転職するパターンですね。新しい家にはリモート用の仕事場もちゃんと作って。素敵ですよね。私も将来は、と憧れます」