「清潔な印象は大切なので、見つければ止めてもらう」
「受付の担当者は、患者に直接触れることはありませんが、清潔な印象は大切です。身だしなみに誤解を与えないよう、見つければ止めてもらいます。受付には、派遣で来られている方もいますので、注意喚起します。着け爪は、不潔になりますので禁止しており、休みの日に着けていても出勤時は外してもらいます」
病院の看護部と技師部では、身だしなみのマニュアルを作成しているとした。
「白髪などを染める場合も、暗い色でカラーリング見本の何番までOKと決めています。香水は、気分が悪くなったり、アレルギーがあったりする方もいますので、基本的に止めてほしいとしてあります」
患者の意見と病院の回答を院内で掲示しているのは、「おほめや不満など患者様の声を聞いて反映するのは大事です。どのように対応するか伝えて、開かれた病院にしたいと考えています」と説明した。
投書箱には、施設改善の要望など1か月で数件~数十件の意見が寄せられるといい、その一部を抜粋して「患者さまの声」として公式サイトにも載せている。しかし、オシャレについての意見は、数年に一度ほどだという。市民病院では、身だしなみに気を付けているからではないかとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)