「マイナポイント事務局」かたる詐欺メール 終わったはずの「2万円ポイントもらえます」は真っ赤なウソ

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「第2弾」終了前と後で、巧妙にメール文面を変える

   J‐CASTニュースBiz編集部は、調査を担当した国民生活センター相談情報部の加藤良太さんに話を聞いた。

――マイナポイント事務局がかたる詐欺メールの相談は、どのくらいあるのですか。

加藤良太さん これまでに約400件近くあります。「第2弾マイナポイント」の申込の受付、ポイントの付与は、2022年6月30日から始まっていますが、被害の相談自体は、2023年4月ごろから毎月10件ほどのペースで来始めました。

それが、9月30日の「第2弾マイナポイント」の申込終了が近づくと、一気に増えました。9月に入って約100件、申込が終了した10月に約200件、11月も9日現在で数十件といったありさまです。

「第2弾マイナポイント」のポイントが付与されている期間と、申込が終了した後とでは、微妙に詐欺メールの文面を変えているのが特徴です。

――どういうことですか。

加藤さん ポイントが付与されている期間では、「2万円ポイントがまもなく失効します!」「締め切り間近! 2万円ポイントを有効活用しましょう!」と、締め切りが近いからと、せかす内容です。

ところが、申込が終了した後は、「この活動は10月末まで続きます。お早めの手続きをお願いします」「11月末まで続くことになりました。最大2万円ポイントもらえます!」と、少しずつ巧妙に変えて、気をそそっているのです。
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