根尾昂ブルペン入り「知らなかった」元コーチ証言にファン驚き 「監督コーチとの意思疎通出来てないんですね」「選手がかわいそう」

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   プロ野球中日でプレーし今季までコーチを務めた荒木雅博氏(46)が2023年11月8日に公開されたユーチューブ動画「野球いっかん!」に出演し、中日・根尾昂投手(23)が投手に転向した当時のエピソードを披露した。

   荒木氏は現役引退をした18年オフに中日の2軍内野守備走塁コーチに就任。20年から1軍内野守備走塁コーチを務め23年10月に退団した。コーチ時代は1軍と2軍で野手・根尾の指導にあたった。

  • 中日の本拠地・バンテリンドーム
    中日の本拠地・バンテリンドーム
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「えっと思って。何してんのと思って」

   根尾は昨季途中から野手と投手を兼任し、今季は投手に専念した。2試合に先発して勝敗は付かなかったが、9月30日の巨人戦では6回5安打1失点の好投を見せた。

   荒木氏は動画の中で昨年5月に根尾がブルペンに入って投球練習をしていた時のエピソードを披露。当時、荒木氏がベンチ内のモニターで根尾のブルペン入りを驚きながら覗き込んだ様子がインターネットで大きな話題を呼んだ。

   荒木氏は根尾がブルペンに入ることを「知らなかったんですよ」と明かし、「びっくりしました。えっと思って。何してんのと思って」と当時を振り返った。

   入団当初はショートに起用され、外野、投手に転向した根尾。ショート時代に指導していた荒木氏は、根尾の成長ぶりに手ごたえを感じていたという。

「常々言うのが、その人の守備を見て今の守備だったら3割3分打たないと(起用できない)。練習していくうちに3割1分でよくなりましたよとか。ここまできたら2割8分でもレギュラーで出れますよという見方をする。根尾もどんどんその打率が下がっていた。最初は4割打たないと。バッティングをやりながらこれなら3割8分でいけるなと。最後は3割2分とか3分までいけるぞというところまできた」

   今でも根尾が1番気になる選手だという荒木氏は「(今季は投手として)どうなんだろうなと思って見てました。見ていて普通に試合を作るし、このまま育っていけば。これから苦労はあるでしょうけど腰を据えてやらせてほしいなと。ただ内野手としてなんとかしてあげたかったなというのが自分の中では強い」と語った。

   根尾のブルペン入りを知らなかったとする荒木氏のコメントに対して動画のコメント欄には「中日は監督コーチとの意思疎通出来てないんですね・・」「コーチと上手く連携が取れない」「行き当たりばったりの考えで、育成方針がころころ変わっちゃ、選手がかわいそう」などの声が寄せられた。

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