現行システムと比べると速さは「ざっくり70倍ぐらい」
西田氏によると、スターリンク導入の時期は「バンクーバーには間に合わないと思うが絶賛検証中で、多分ものになると思う。早ければ、期待を込めて24年度中にできるといい」。現行の米パナソニックアビオニクス社のシステムと比べて、「ざっくり70倍ぐらい」の速度が出るとみている。広報担当者は、「検証中」だとして具体的な速度は明らかにしなかったが、「自宅の中のWifiぐらい、下手すればそれ以上。動画もサクサク」だと説明。西田氏も「飛行機の中でZoom会議も余裕でできます」と付け加えた。
ZIPAIRは現時点で7機体制。24年1月には8機目の運航が始まり、25年度までに10機体制を目指す。飛行機とともに乗り入れる都市も増やしたい考えだが、
「まだヨーロッパやオセアニアに行くような余裕はなく、基本的にはアジアや北米を中心にネットワークを張っていく」
と説明している。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)