「同乗した乗客の方々は勿論、駅員さんや警察の皆様にも温かい言葉を沢山かけていただき励まされました」
その後、乗務員が駆けつけ、電車内から無線で連絡していたと話す。駅では駅員が待っており、警察は少し遅れて到着したと明かす。
降車する際、投稿者が男性に「私達がどれだけ大変な思いをして育児しているか分かります?」と聞くと、「分かるわけねぇだろ」と言われたという。
降車するタイミングで、他の乗客は「気にしないで」「赤ちゃん機嫌直ってよかった」と励ましてくれる人も何人かいたという。
駅員に引き渡された後、男性はすぐに別の電車に乗ろうとしたが、駅員と夫に止められた。男性は、駅員にタクシー代の支払いや弁護人を呼ぶよう要求していたと話す。
ホームで事情聴取をしていたが、男性が「俺こんなとこに立ってらんないよ」と騒ぎ出し、男性のみ駅構内の別室に案内されたという。
「警察は、撮影した動画と高齢者が酔っていないかを確認した後、高齢者に謝罪を促してくれていたようなのですが、数十分後に『本人からの謝罪は見込めないので、警察からの厳重注意ということで納得してくれないか』と言われました」
11月2日、J-CASTニュースの取材に応じたJR東日本の担当支社広報は「お客様同士のトラブルで警察を呼んだことは間違いありません。駅員も出動しています」と回答した。
男性は酔っている状態ではなかったという。複数の乗客や投稿者夫婦とは、言い争いだったが正常に会話のやり取りが出来ていたとする。「スーツ等の身だしなみはきちんとしていて、警察に『俺にも子供が~』等言っていたので、既婚者ではあると思います」と振り返る。
事件について、投稿者は次のように振り返る。
「今回、煮え切らない結末になってしまった事は事実なのですが、同乗した乗客の方々は勿論、駅員さんや警察の皆様にも温かい言葉を沢山かけていただき励まされました」