ファミリーマートの大人気ホットスナック「クリスピーチキン」が終売したのではないか、という噂がX(ツイッター)でにわかに広がっている。運営に事実関係を取材した。
「いつの間に消えてて絶望してる」
クリスピーチキンは、ファミマ創立40周年に際して2021年3月に「ファミチキ越えの問題児!?」とのうたい文句で発売された。当初の展開はプレーン、ハバネロホット。鶏むね肉がザクザクした食感の衣で揚げられている。
発売から2日間で計200万食と勢いづく。1日あたりのホットスナック売り上げランキングで看板商品「ファミチキ」を抜いて1位になるとともに想定を上回る販売に製造が一時的に追いつかないとし、4日目には、販売を順次休止すると公式サイトで「お詫び」が出る事態にも。
その後のリリースによると、22年6月にはシリーズ累計販売数がファミマ史上最速ペースで1億個を突破したという。
しかし23年9月に入ってからXでは、クリスピーチキンが手に入らず、公式サイトの商品情報の「ホットスナック・総菜」一覧にも見当たらないとして終売の噂が広がった。
消費者からは、「1番好きだったクリスピーチキンが消えてしまって悲しい...」「いつの間に消えてて絶望してる」「ファミチキやスパイシーチキンとは違った軽い食べ応えが好きだった」「マジで今年1ショック」といった反応があがっている。
事実関係を尋ねたところ、ファミマ広報は11月2日、「クリスピーチキンの販売を一時中止していたのは事実です」とJ-CASTニュースの取材に答えた。「なお、11月7日(火)には発売を再開いたします」とも明かす。