巨人・中田翔はFAで争奪戦か 「一塁守る長距離砲」が稀少価値に

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   今オフのFA市場で、「野手の一番人気」として評価が高いのが、巨人・中田翔だ。

  • 写真:YUTAKA/アフロスポーツ
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中田の価値が上がっている

「昨オフに巨人と年俸3億円の3年契約を結びましたが、1年ごとに契約を見直すオプションがついていると聞いています。中田が希望すれば、取得済みの海外FA権を行使できる。本職の一塁でスタメン出場を希望していますが、阿部慎之助新監督は岡本和真を来季は一塁に固定することを明言している。中田は残留しても出場機会を得るのが厳しい状況です。出場機会を求め、FA権を行使して他球団への移籍を視野に入れているでしょう」(スポーツ紙デスク)

   今季は度重なる故障の影響で打率.255、15本塁打、37打点と不本意な成績に終わったが、シーズンを通じて出場すればタイトル争いに絡める力を十分に持っている。日本ハム時代は3度の打点王を獲得。侍ジャパンの4番を担うなど実績十分だ。巨人に移籍以降は打撃フォーム改造により、粗さが消えて逆方向にも安打が出るようになり進化している。

   中田には複数球団が獲得に向けて調査しているという。一昔前は各球団で強打の外国人が一塁を守っていたが、来日して活躍する助っ人が少なくなっている。「4番・一塁」で期待されたビシエド(中日)、マクブルーム(広島)が期待外れの結果に終わっているほか、パリーグでも一塁のレギュラーを固定できない球団が多いため、中田の価値が上がっている。FAで獲得する場合は年俸がBランクのため人的補償が必要となるが、争奪戦は必至だ。

   巨人への残留を含め、どのような決断を下すか――。(中町顕吾)

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