「どんな事を聞かれても買わせる方向に持っていけ」と指導された
2016年頃に埼玉県内の店舗で働いていたというXユーザーは、J-CASTニュースの取材に対し「シチュエーション練習」の時間があったとする。
「(対応は)マニュアルとして文字起こしされたものではなく、『お客さんにこう言われたらどう対応するか』というシチュエーション指導(?)の時間があり、その際にどんな事を聞かれても買わせる方向に持っていけという指導でした。なのでペット不可物件ですと言われて『そうですか...残念です』と引き下がらずに食いつけと言われていました。実際に自分自身の話を織り交ぜるとお客さんは信用するとも言われたので全て嘘ですが自身の話をしていました」
Xユーザーは「思い出す限りこのような感じでした」とし、ペット不可物件に住んでいると言われた際の対応として指導された内容の詳細を、次のように説明した。
「(1)小型犬ならお散歩とか必要ないしお散歩バッグ自体小さいから持っていてもバレないです。
(2)猫の場合はお散歩いらないし吠えないしバレないです。
(3)私もペット不可物件ですけど飼ってますよ。(嘘です)」
他にも様々なシチュエーションを想定した指導があったとし、指導された接客をしているかどうか、マネージャーに監視されていたという。
「生体は大事に扱われていましたが、接客が酷かったです。買う気がなさそうなお客さんにはとことん素っ気ない態度を取れとのことで冷たく接していました」