行き場失ったホタテを買い取る「トモダチ作戦2.0」も
エマニュエル氏は10月30日のロイター通信とのインタビューで、米軍が日本の水産業者と長期契約し、ホタテなどを買い取ることを明らかにした。東日本大震災で米軍が日本を支援するために行った「トモダチ作戦」の第2弾に位置づけたい考えだ。Xの書き込みでは、中国漁船が日本と同様の水域で操業しているにもかかわらず禁輸を続けていることを「偽善」だとした上で、米軍の対応を「トモダチ作戦2.0」と表現。横田基地で行われた式典の写真を添えて、次のように書き込んだ。
「中国が日本に対して経済的威圧を行使するなら、米国はトモダチ作戦2.0で真っ向から対抗する。中国は欺瞞的に日本の水産物輸入を禁止する一方で、日本海域で全く同じ魚介類を獲っているのだ。抜群に美味しいのだから彼らを責めることはできないが、その偽善は非難されてしかるべきだ。米国はこの水産物をもっとふさわしい市場、つまり米軍兵士とその家族に送る。これはトモダチ作戦2.0だ」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
中国が日本に対して経済的威圧を行使するなら、米国はトモダチ作戦2.0で真っ向から対抗する。中国は欺瞞的に日本の水産物輸入を禁止する一方で、日本海域で全く同じ魚介類を獲っているのだ。抜群に美味しいのだから彼らを責めることはできないが、その偽善は非難されてしかるべきだ。米国はこの水産物… https://t.co/04PeEKd8TB
— ラーム・エマニュエル駐日米国大使 (@USAmbJapan) October 31, 2023