故ジャニー喜多川氏からの性被害を訴えている元ジャニーズJr.で俳優・ダンサーの橋田康氏(38)が2023年11月1日、Xでスマイルアップ(旧ジャニーズ)や他の被害者への思いなどを書き込んだ。
「傷の深さは本当に人それぞれで苦しんだ時間も本当に皆さん1人1人違うと思います」
橋田氏は、Xで「難しいセンシティブな問題だし、そこにお金も絡んできてるのだから明確にハッキリ言えないと伝わらない事も多いんですよねきっと...」と切り出し、1100字超の長文を投稿した。
「日本は性加害の意識がシンプルに低いと感じます ましてや今回のように芸能の世界での出来事で、しかも子供の男の子。事例があるわけじゃない。あってはならない事だし、色々と特殊だとも思います」と主張し、
「そういった意味ではスマイルアップの対応が今後の一つの基準にはなっていくと思うんです。日本と国外の差が大きい今、意識そのものをスマイルアップが高めてほしいと希望を持っています。今でも既に法を越えて動いてくれようとしていると感じてます」
とスマイルアップへの思いを書き込んだ。
橋田氏は10月30日、Xで27日に被害者救済委員会のヒアリングを受けたことを報告していた。「僕個人はお金の事で揉めたり戦ったりする気はない」と伝えたとし「日本での性加害、児童虐待などの抑止の為にも『普通』ではない水準の金額で対応していく事が必要だと思うとも伝えました」と金銭の補償についての考えを明かした。
11月1日の投稿では、「僕へのコメントやメッセージの中にあなたの補償は100円です。なんてのもいくつかありました」と明かし「戦うつもりも揉めるつもりも無いと伝えた以上 もし、スマイルアップにそう提示されても文句言えないんです。だから僕への補償を普通じゃない水準でお願いしますと伝えたわけじゃありません」とした。
10月30日の投稿では、「僕の考えの一つ」として、「被害者だからと何でも要求していいとも思いません」と述べていた。
11月1日の投稿では、他の被害者について、次のように訴えた。
「僕の意見や考えが被害者の皆さんの総意ではないですし考えや傷はきっと皆さん違うと思うんですね。僕が戦わない、揉めないと発信する事で戦う事が悪い事になってほしくないです。僕がお金じゃないんですって発信した事でお金で納得する人達が悪いみたくなってほしくないです。傷の深さは本当に人それぞれで苦しんだ時間も本当に皆さん1人1人違うと思います。戦うのはその人の尊厳、人生が掛かってると思うから」
橋田氏は次のように思いを述べる。
「僕の中で今の自分の決着よりも大切なのは未来に繋げたいという想いです。でもそんな人ばかりじゃないと思います。誰にも話せず誰にも頼れずずっとずっと今も変わらない苦しい毎日 そういった人もいると思います。そう思うとそんな人が少しでも多く一つの決着をつけて歩き出せるように そういう意味で自分の考えや気持ちを救済委員会に伝えました」
難しいセンシティブな問題だし、
— 橋田康 Yasushi Hashida (@824_MOL) November 1, 2023
そこにお金も絡んできてるのだから明確にハッキリ言えないと伝わらない事も多いんですよねきっと...
日本は性加害の意識がシンプルに低いと感じます
ましてや今回のように芸能の世界での出来事で、しかも子供の男の子。
事例があるわけじゃない。…