「インターンシップ」2025年卒就活から激変、一部で採用選考に使用OK 専門家が指南する参加の心構え

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「人は、よりよく生きるために働くのです」

――まず、自分の中で「軸」をつくることが大切なわけですね。ところで、新しい「インターンシップ」制度では、一部で「採用選考活動に使用可」となりました。実際には、それ以外のプログラムも採用選考に使われる可能性がないとはいえません。そうしたことを踏まえて、今後の参加スケジュールでは、何に気をつけたらよいでしょうか。

栗田さん 2025年卒から4つの類型に分かれた「インターンシップ等のキャリア形成支援プログラム」のうち、「インターンシップ」に該当するプログラムで取得した学生の情報を、企業は、卒業年次前年(2024年)の3月以降は広報活動に、6月以降は採用選考活動に活用が可能になりました。

ただ、企業によっては、独自のスケジュールで選考などを行っているところもあります。気になる業界、気になる企業などがあるのであれば、個別にスケジュールがどうなっているのか、主体的に情報をとりにいき、それに応じたアクションをとっていくことが重要です。

世の中には学生の皆さんの想像以上に、多くの仕事、多くの職場があります。積極的に就活に向き合うことで、皆さん一人ひとりが納得できる1社に出会えることを願っています。

――これから就活に頑張る学生に、特に強調しておきたいアドバイスがありますか。

栗田さん 人は働くために生きているのではなく、よりよく生きるために働くのだと思います。自分らしい人生を歩むために、本当にこの仕事、この職場は、自分の強みが生かされる仕事なのか、飾らずに、自分らしく居られる場所なのか、それを見極める絶好の機会として、インターンシップ等キャリア形成支援プログラムを有効に活用していただければと思います。

(J-CASTニュースBiz編集部 福田和郎)

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