「インターンシップ」2025年卒就活から激変、一部で採用選考に使用OK 専門家が指南する参加の心構え

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就職後の数年後、数十年後のキャリアモデルを知りたい

   就職みらい研究所の調査(2023年9月20日~25日)は、2025年3月卒業予定の就職活動中の大学生831人と大学院生305人が回答。まず、「タイプ1」から「タイプ4」までのプログラムに参加したかどうかを聞くと、9月時点で応募したのは88.0%、実際に参加したのは85.2%だった【図表2】。参加した企業の平均数は約6社(5.94社)だ。

   参加件数全体のプログラム期間の割合は「半日」と「1日」で85.1%を占めた。大半の学生が「タイプ1」と「タイプ2」を選んでいるわけだ【図表3】。2日以上のプログラムに参加しなかった理由については、「学業の都合で予定が合わなかった」が50.8%で最も高い結果となった。

   ただ、プログラム参加後の満足度を聞くと、「満足している」と答えたのが「1日以下」は46.4%だったのに対し、「5日以上」は73.4%と、日数が多いほど満足度が高い【図表4】。

   学生のプログラムに対する期待や不安のコメントをみると、こんな声が寄せられた。

「実際の社風や現場で働いている方々のお話を聞きたいです。また、職場の動画などあれば嬉しいです」(大学院生・理系女性)

「自分の能力を見極め、仕事内容が自身の望みと合致しているか確かめたい」(大学生・文系男性)

「自己分析などではあまり実感することができないような、自分の強みや長所を見つけられること」(大学生・文系男性)

「就職した後の数年後、数十年後のキャリアモデルを知りたい」(大学生・理系男性」

「ネットやパンフレットなどでは分からないような情報や、実際に働いている方と話す機会、就活のアドバイスをいただきたいです」(大学生・文系女性)

「インターンシップにたくさん参加しても、業界を絞ったり、やりたいことを見つけたりすることができておらず、これからどのようにインターンシップの参加経験を活かせばよいのかわからない」(大学生・文系女性)

「インターンシップで悪い印象を残すと、本選考で容赦なく落とされそうな点」(大学生・文系男性)

「授業との折り合いがつかず、参加できなかった分不利になってしまうのではないかという焦り」(大学生・文系女性)
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