広島・西川龍馬、FA宣言ならどこが獲得? 「本格的に乗り出したら他は歯が立たない」球界OBが指摘する球団

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   プロ野球広島の西川龍馬外野手(28)の去就が注目されている。昨季国内フリーエージェント(FA)権を取得した西川は、昨オフ権利を行使せずにチームに残留。単年で契約を更改した。果たして今オフは権利を行使するのか、それとも残留するのか。決断に注目が集まる。

   球界屈指のバットコントロールを誇り「天才打者」と称される西川。今季はシーズン途中に右脇腹痛で離脱したが、109試合に出場し2年ぶりに規定打席に到達した。リーグ2位となる打率.305をマークし、チームのクライマックスシリーズ(CS)進出に大きく貢献した。

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「セ・パ問わず手を挙げるチームは複数あると思う」

   スポーツ紙の報道によると、ソフトバンクが西川獲得へ向けて調査をしており、一方の広島は新井貴浩監督(46)が残留要請をしたという。西川はFA権の行使に関して「ゆっくり考えます」と熟考の構えを見せているという。

   西川の打撃センスは球界でも高く評価されている。セ・パ両リーグでプレーした経験を持つ球界OBは、取材に対し「西川選手のミート力は素晴らしく大きな魅力。FAは投手が注目されやすいが、補強ポイントが合致すればセ・パ問わず手を挙げるチームは複数あると思う」との見解を示した。

   その上で、獲得球団候補に関しては「報道ではソフトバンクが獲得に向けて調査をしているようですが、西川選手がFA宣言をしてソフトバンクが本格的に獲得に乗り出したら他球団は歯が立たない。FAでソフトバンクが参戦してきたらまず勝てないというのが球界の共通認識です」と語った。

   スポーツ紙記者は、西川が広島に残留する可能性は十分にあると取材に話した。

   「今季個人では打率2位の成績を残しましたが、チームは目標のリーグ優勝ができませんでした。来季は新井監督の下で優勝したいという気持ちがあるはず。広島はチームワークが良く、西川もチームに愛着があると思います。FA権を行使するかしないかは分かりませんが、残留の可能性は十分にあると思います」

   FA権保有者は、日本シリーズ終了日の翌日(土、日、祭日除く)から7日以内に所属球団に意思を伝えることで権利を行使でき、「FA宣言選手」として公示された翌日から契約交渉が可能になる。

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