レスリング五輪4大会連続メダリストの吉田沙保里さんが2023年10月30日、兄の吉田栄利氏をめぐる体罰報道についてX(ツイッター)で謝罪した。
「兄の愚行により、傷を負われたご本人とご家族の方々に深くお詫び申し上げます」
沙保里さんの兄・栄利氏をめぐっては、レスリング教室で2015年、6歳の教え子を体罰で負傷させていたことが、週刊現代で27日までに報じられた。
日本レスリング協会から23年9月、2年間の指導資格停止処分を受けたと答えたとい
複数メディアによれば、日本レスリング協会は9月中旬、栄利氏を2年間の指導者資格停止処分にした。
沙保里さんは30日に謝罪文をXに投稿した。
「この度は、私の家族による報道でお騒がせをして誠に申し訳ございません。兄の愚行により、傷を負われたご本人とご家族の方々に深くお詫び申し上げます」と謝罪。
「いかなる理由があっても暴力行為は決して許されるものではなく、兄に対しても今回の処分は当然のことと重く受け止め、指導者として真摯に反省することを強く申し伝えております」とした。
今後についても「今後は二度とこのようなことがないよう私自身もしっかり注視しながら、今まで以上に誠心誠意努力して頑張っていく所存ですので、これからもご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします」とつづっている。
「自分悪くないのに謝らなきゃならない日本ってしんどいよね」
「兄の愚行」などと厳しい言葉で反省を述べた沙保里さんの謝罪には、兄妹といえど妹が謝る必要はないのではと同情する声が多くあがっている。
「有名人だからって謝ることになって可哀想」
「親族ってだけでとりあえず謝らないと叩かれる世の中...」
「もう、こういうのいい加減にやめませんか? お兄さんも大人でしょう。個人の責任は個人が取る。家族まで謝る必要は何一つありません」