BUCK-TICK櫻井敦司さん急逝「心のどこかで覚悟していた」 最期のライブを見たファンの「一喜一憂」

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「藁にもすがる思いの小さい希望で一喜一憂しておりました」

   あゆざかなさんはJ-CASTニュースの取材に対し、訃報があるまでの数日間の心境を「ファンの方々は痛々しいほどに藁にもすがる思いの小さい希望で一喜一憂しておりました。私もその1人です」と明かした。

「当日からの数日間、(櫻井さんに)近しい方々のSNS投稿、メンバーでベーシストの樋口豊さんのイベントチケット販売が土曜日からあったのが直前にイベント自体中止、何より10年以上、自分がコロナに罹患しても何があってもかならず毎日続けて、モバイル会員向けに更新し続けてくれたブログを金曜日夜にしばらく中断しますとの投稿。このような積み重ねがありましたので、信じていてもやはり心のどこかで覚悟していたものはありました」

   またその間、ギターの今井寿さんのインスタグラム更新に救われたという。

「今井さんのインスタ更新がどれだけ私たちに希望を与えてくれたかわかりません。BUCK-TICKを作り上げた張本人であり、一見何考えてるのかわからない表情や言動の今井さんですがとても優しく、私たちファン(通称おさかな)のことをいの一番に考えてくれる、BUCK-TICKのダイナモです」

   今井さんはインスタグラムで19日、同日の公演中断と翌20日の公演見送りの報告とともに「絶対やるから待っててね」と投稿。20日には缶ビールの画像とともに「とりあえず、ビール飲むか~」と投稿している。

   あゆざかなさんはBUCK-TICKについて「何より、櫻井敦司と4人のメンバーは換えの決してきかない唯一無二の5人でした。今までもこれからも、最強で最高の5人のBUCK-TICKです」と語った。

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