日本シリーズは「阪神が有利ではないか」 共に8-0で1勝1敗タイだが...違いはどこに?

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   共に関西に拠点を置く阪神とオリックスが激突した日本シリーズは第2戦を終え、1勝1敗のタイに。あす2023年10月31日から阪神の本拠地・甲子園で対戦する。

   両チームのカラーは似ている。強力投手陣で相手打線を抑え、逃げ切る。シーズンのチーム防御率は阪神が2.66に対し、オリックスは防御率2.61。ロースコアで拮抗した試合が予想されたが、この2試合は意外な展開になった。

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「3番手以降の両軍の先発陣を見ると...」

   第1戦はオリックスの絶対的エース・山本由伸が6回途中で10安打7失点KOと打ち込まれたのに対し、阪神の先発に抜擢された村上頌樹は抜群の制球力で7回2安打無失点の好投。両投手の明暗が分かれる形となり、阪神が8-0で圧勝した。

   第2戦も阪神が連勝するようだと、一気に勝負を決める可能性があったが、リーグ3連覇を飾ったオリックスは意地がある。第2戦は先発の左腕・宮城大弥が緩急自在の投球で6回4安打無失点の快投。打線も12安打8得点と爆発し、前夜と同じスコアの8-0できっちりやり返した。

   今後の展開について、スポーツ紙記者はこう占う。

「1勝1敗ですが、山本を攻略した阪神の方が有利ではないでしょうか。3番手以降の両軍の先発陣を見ると、阪神の方が安定感があるように感じる。オリックスは杉本裕太郎が故障でスタメン起用できないのが痛い。ただ、力は拮抗しているので最後までもつれるでしょう。オリックスは山本が6、7戦で先発登板する可能性がある。ここが日本シリーズのポイントになるのでは」

   甲子園では阪神ファンの熱狂的な声援もアドバンテージになる。「関西シリーズ」は最後まで目が離せない展開になりそうだ。(中町顕吾)

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