立憲支持率じわり上昇、所属議員ニンマリ 自民に「着実に追いつける数字になってきた」

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   岸田内閣の支持率が「危険水域」と言われる20%台に落ち込む調査結果が出る中で、政党支持率にも変化が出始めている。

   内閣支持率と連動する形で自民党の支持率も落ちる半面、立憲民主党の支持率は回復傾向。一時期は日本維新の会に抜かれることもあったが、維新の不祥事も背景に、並んだり抜き返したりしている。所属議員からはX(旧ツイッター)で喜ぶ声も出ている。

  • 政党支持率に変化が起きつつある(写真はイメージ)
    政党支持率に変化が起きつつある(写真はイメージ)
  • 政党支持率に変化が起きつつある(写真はイメージ)

両調査で内閣支持率は政権発足以降最低を記録

   この週末に公開された世論調査は2種類。日本経済新聞社とテレビ東京が2023年10月27日から29日にかけて行い、29日夜に発表した調査結果では、内閣支持率は9月の前回調査より9ポイント低い33%で、21年10月の政権発足後、最低を記録した。不支持率は8ポイント高い59%だった。

   政党支持率は、自民党が6ポイント低い32%。12年に政権を奪還してから最低を記録した。2位は日本維新の会と立憲民主党が同率で9%だった。ただ、維新は2ポイント減少したのに対して、立憲は3ポイント上昇した。

   もうひとつがANNの調査で、20%台突入が衝撃を与えた。28、29日に行われ、結果が30日に公表された。内閣支持率は前回9月調査から3.8ポイント減り、やはり政権発足以降で最低の26.9%を記録した。不支持率は3.5ポイント高い51.8%だった。

   政党支持率は自民党が2.7ポイント減の38.3%。次に高かったのが立憲で、3.1ポイント上昇した10.9%。次が維新で2.9ポイント低い6.6%。維新と立憲が逆転した。

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