岡田監督猛抗議ファール判定は「没収試合になりかねないような判定」 高木豊氏が苦言【日本シリーズ】

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   プロ野球横浜、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(65)が2023年10月29日にユーチューブ動画を更新し、同日行われた日本シリーズ第2戦を解説し、審判の判定に苦言を呈した。

   試合はオリックスが3回に西野真弘内野手(33)のタイムリー3塁打で1点を先制。4回に3点を追加して突き放すと、7回にも3点を入れ8回にダメ押しの1点。先発・宮城大弥投手(22)が6回4安打無失点の好投を見せ、3人のリリーフ陣が無失点で切り抜け完封。これで1勝1敗のタイとした。

  • オリックスの本拠地京セラドーム
    オリックスの本拠地京セラドーム
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「他の審判がファール、フェアかは分からない」

   高木氏が苦言を呈したのは0-0で迎えた1回オリックスの攻撃場面だ。

   1死1塁の場面で森友哉捕手(28)が放った1塁線のライン際のゴロを1塁・大山悠輔内野手(28)が処理し3-6-3のダブルプレーに仕留めたと思われたが判定はファウルに。球審はフェアと判定し、1塁塁審がファウルとした。審判団が集まり協議の結果、判定はファウルとなった。

   この判定に納得のいかない岡田彰布監督(65)がベンチを飛び出し猛抗議。試合は一時中断された。岡田監督の抗議後にプレーが再開し、森は見逃し三振で続くレアンドロ・セデーニョ内野手(25)は3塁ゴロに倒れた。

   高木氏は「(判定の)優先は主審なんだよね、ベースの前だから」とし、「主審がフェアと判断したものが優先されてダブルプレーだなと思っていたら、審判が協議の結果ファールという判定になった。なんでかなと。他の審判がファール、フェアかは分からないだろ。唯一分かるのはライトの審判。変なスタートだった」と振り返り、次のように続けた。

「(岡田監督が抗議したが)俺も納得いかないよ。これが8回で0対0でこんな判定を下されたら没収試合になりかねないような判定。立ち上がったばかりで西(勇輝投手)のリズムもあるし色んなことを考えて岡田監督は引き下がったけど、この判定は問題視される」

   初戦を8-0で大勝した阪神は打線が振るわず4安打完封負け。第3戦は舞台を阪神の本拠地・甲子園球場に移して行われる。

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