長崎県交通局「運転手の対応は、適正なものだった」
お金を持っていないので、このまま許してほしいといった態度だったというが、運転手は、許そうとはしなかった。
出口近くにいた別の運転手に、バスターミナルの職員を呼んでほしいと依頼し、職員が来てユーチューバーを窓口まで連れて行った。その間、ユーチューバーと出口のドアの前でにらみ合いが1~2分間続いたという。
その後、今回の運転手が近くの交番に向かい、「運賃を支払ってもらえない」と相談した。交番の警察官が窓口に来て、その後は、警察に連れられて行った。
この運転手の対応について、長崎県交通局の乗合課では、次のように述べた。
「ユーチューバーの方は、車内でお金をせびっていて、運賃を支払わずに降ろさせてほしいといった態度でした。明らかに、他の乗客とは違いますので、警察に引き渡す対応をしました。適正なものだったと考えています」
運転手については、「毅然と対応した!」などと賞賛する内容のメールが数件届いているという。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)