中日・根尾は「今の形では正直苦しい」岩瀬仁紀氏苦言 制球難を指摘、藤浪との違いも分析

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「あれだけフォアボールを出してしまうと...」

   岩瀬氏は制球力を課題に挙げ、現状の根尾を次のように分析した。

「今の形では正直苦しいですね。制球のなかでもう少し抑えていかないと。ちょっと散らばり過ぎているので自分でも計算が出来ていないと思う。バッターも予測がついていないけど投げている根尾投手も自分でどこに行くか計算できていない部分があると思う」

   そして司会者の「阪神時代の藤浪(晋太郎)さんほど(コントロールが)悪くはないでしょ?」との問いには、「その制球とはまたちょっと違う」とし持論を展開した。

「あれだけ荒れていれば、バッターが藤浪と聞いただけで打席に立つのが嫌だと思うピッチャー。根尾投手の場合はそこまでのコントロール(ではなく)、デッドボールという恐怖感はないと思うけど、(打者が)実際打とうとした時に狙い球と合わないので今は抑えている。根尾投手は自分でここに投げられるという風にしていかないと。あれだけフォアボールを出してしまうと1年を通してローテーションに入ろうと思ったらあのコントロールでは正直苦しい。自分でストライクとボールを投げ分けられるようにならないといけない」

   根尾は現在「みやざきフェニックスリーグ」に参加しており22日の巨人に先発。6回4安打2失点でマウンドを降りた。

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